高校時代に抱いた
「ものづくり」への憧れを胸に。
現場のリーダーとして、
さらなる挑戦を。
PROFILE
- OK
- 2013年4月 新卒入社
- 所属/役職
- 電子材料製造部 主任
- 略歴
- 栃木工業高校 電子科 卒業
- 担当業務
- 生産管理業務、現場での製造業務、
生産改革PJ担当、防火・安全衛生委員
日本理化グループでは、高校卒入社の社員が第一線で活躍しています。
私も地元の工業高校を卒業し、未経験で絶縁材料の世界へ。
周囲のみなさんに支えられながらしっかりと技術を身につけ、リーダーとして現場を引っ張れるまでに成長できました。
自分の可能性を全力で試せる環境が、ここにはあります。
入社のきっかけは?
みんなの暮らしを、
ものづくりで
支える人になりたかった
地元の工業高校に進学を決めたときから、将来は多くの人たちの暮らしを支える「ものづくり」に携わりたいと考えていました。電子科で学ぶことを選んだのも、そんな思いがあったからです。
就職活動を通じて、当社の存在を知ったとき、最初に惹かれたのも、私たちの生活に欠かせない絶縁材料を手がける会社だという点でした。その一方で、それまで聞いたこともなかった「マイカ」という特殊な素材を扱うメーカーであることに、ワクワクしたことも覚えています。工場を見学させていただいた際に、一人ひとりが黙々と作業をするのではなく、みんなで活発に議論しながら製品づくりに取り組んでいる姿も印象的でした。こんな会社で、自分も一緒に働きたい。そう心から思えたことが、入社の決め手です。
これまでのキャリアは?
絶縁材料のトップメーカーだから
身につく、高い専門性がある
最初に配属された日本理化イソボルタ(現 日本理化インシュレーションズ)では、発電機のコイルなどに用いられるマイカテープの製造に従事しました。なかでも担当していたのは、紙状に薄く加工したマイカを基材に接着させ、テープとして仕上げていく工程です。製造の現場で働くことははじめての経験でしたが、周囲の先輩たちの親身なアドバイスに支えられ、着実に技術を身につけることができました。
その後は、日本理化エナジーシステムズへと転籍し、自動車関連部品や産業用機器、LED照明などに使われる「金属ベース基板」の製造に携わります。精密さが求められる製品なので、どの工程も重要ですが、当社の強みとなっているのは、やはり絶縁加工技術です。ほんのわずかな不純物が混入しただけでも性能が損なわれてしまう絶縁加工を、スピーディーかつ高精度に仕上げられるのは、長年にわたって積み重ねてきたノウハウがあるからです。現場でのものづくりを通じて、そうした高い専門性を磨いていけることも、この仕事のやりがいだと感じています。
現在の業務内容は?
生産管理のプロに求められるのは、
一手先を見通す力
金属ベース基板の製造業務を経て、現在はその生産管理を担当しています。営業部との要件の擦り合わせから、材料の調達、人員の配置まで、製品を確実に納期までに仕上げるための、さまざまな管理・調整業務を担うポジションです。ここで判断を誤るとすべての工程に影響が出かねないため、常に冷静に先を見通す力が求められます。責任も重大ですが、自分の思い描いた通りにものごとを動かし、お客さまの要望にしっかりと応えられたときの達成感は、何ものにも代えられません。
それまで入社からずっと製造の現場にいた私にとっては、生産管理業務を担当すること自体がひとつの挑戦でもありました。特に金属ベース基板を手がけるようになってからはまだ日も浅かったため、不安がなかったと言えば嘘になります。けれど、もっと強かったのが「新しいことにチャレンジしたい」という気持ちでした。ひとつの仕事をコツコツと続けることも大切ですが、それだけではどこかで行き詰まってしまう。一人ひとりのスキルやキャリアにあわせて、最適なタイミングで挑戦の機会を与えてくれることも当社の魅力だと思います。
転機となった出来事は?
20代で主任に抜擢。
それがさらなる成長の契機に
2024年に「主任」という役職を任されました。業務自体が大きく変わったわけではありませんが、当時は周囲に20代の主任は自分だけ。オファーを引き受けるべきなのか、悩みもしました。けれど「ものづくりで社会に貢献できる人材」になりたいという高校時代からの思いが、背中を押してくれたんです。
主任として意識しているのは、生産現場で働くメンバーのモチベーションを高めることです。そのために、日頃からこまめな声がけや積極的なコミュニケーションを心がけています。現場から挙がった改善提案を、具体的な施策として落とし込んでいくことも大切な役割のひとつです。「自分の声が反映された」という実感があれば、メンバーも意見が出やすくなりますし、それは結果的に現場全体の士気向上にもつながります。私自身も「現場にとって何が本当にいいことなのか」を常に考えながら、よりよい製造環境を実現するために、試行錯誤を重ねているところです。
今後、あらがっていきたいことは?
現場の“当たり前”を疑うことが、
これからのリーダーの使命
ものづくりの世界にゴールはありません。だからこそ、生産の現場も変わり続けなければならない。今までの「現場の常識」を疑い、ときには大胆な変革も必要になってくるでしょう。そうした問題意識から現在、全社的に取り組んでいるのが「生産改革プロジェクト」です。私も主任として、このプロジェクトをリードする立場にいます。
たとえば、金属ベース基板の製造工程のなかには、これまで“当たり前”のように2人で作業してきた工程がありました。けれど、そこで「本当に2人でなければダメなのか」と立ち止まって考えてみる。実際に検証してみたところ、ひとりでも安全かつ確実に作業できることがわかりました。こうした小さな積み重ねが、生産性の向上や働きやすい環境づくりにつながっていくと実感しています。もちろん、自分だけでは見落としてしまう課題も少なくありません。だからこそチームのメンバーをはじめ、関連部門も巻き込みながら、オープンに対話する姿勢を大切にしていきたいと感じています。そうやって日本理化グループのものづくりの力にさらに磨きをかけていくことが、現場のリーダーとしての次なる挑戦です。